
『道路は濡れているみたいだけれど』
朝ポタをしようと起きてきた私に声がかかる。
まさか雨が降るなんて、天気予報のチェックなどしていなかった。
これは思いきって乗ってみるしか無いか。
『よかったら乗ってみて下さい』
と、鉄人・シェルパMがBRM531(近畿400km)の集合場所で車から出してきて下さったのは『3本ローラー』。
川中は固定式の自転車トレーナーしか持っていなくて、以前から挑戦してみたかったのです。
でも、いざ挑戦するとなると、そんな大それた事、平日にササッと出来るはずも無く、次の週末にでも…と思って、延ばし延ばしにしていたのでした。
3本トレーナーを壁の横に置く、右手を壁に付けておけるように。
踏み台を用意する、左足を乗せておけるように。
ビンディングシューズを履いて、右手は壁に左手はハンドルを。
乗り始めが凄く怖い、誰かに後ろから支えて欲しいくらい。
まるで、子供が初めて自転車の練習をするときのよう。
ビンディングシュースよりも普通のシューズの方が安全か?と履き替える。
でもそれはダメでした、右脚の引き脚が使えないと、もっと不安定に。
右手を壁に付けたままクランクを回す。
徐々に徐々に右手を前に、ハンドルの方に近づける、でも壁に付けたまま。
左手だけでハンドルを持っているとバランスが悪い、バランスが取れない。
ならばいっそのこと右手でもハンドルを押さえた方が安定するのか?
とにかくクランクを早く回した方が安定すると思い、回す・バランスを崩す・焦る。
いや待てよ、路上では非常にゆっくりでも自転車は倒れない。
ならば、そう焦ってクランクを回さなくとも良いのでは無いか?
ギヤをもう少し軽くしよう、重いと出だしからバランスを崩しそう。
最初、右手を壁に付けてバランスを保っていますが、
路上で乗る感覚で、右手はハンドル、少しだけ勢いを付けてバランスを取れば良いのでは?
(3本ローラーの際には、右脚を踏み込んで、ゆっくり右脚を引き上げる際に左足をペダルに乗せれば良い、という感覚。)
『おっ、おっ、お〜っ』
『乗れてるぞ〜』
ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり。
下を見ずに、前を見て…。
こんな感じで10秒間くらい、脚をつかずに回し続けられた時は嬉しかった。
な〜んか、大きな事を成し遂げたような気になった(^^ゞ
3本ローラー、こ〜れは面白い。
朝は50分間くらいで終了。
とにかく、ちょっとの間でも乗られた、と言うことが嬉しくて。
日中は、ふくらはぎに軽い疲労感。
普段使っていないと言うことなのでしょうか。
朝の成功に気をよくした川中、夜も再度3本ローラーに挑戦。
仕事をしている間に忘れてしまっておりましたが、直ぐに思い出せたようです。
で、頑張ったのが上のグラフ。
時々脚を休めながら、腹筋を使うイメージで。
固定式とは異なり路上を走っているかのような感も有り。
まだ、手は離せません。
Edge500を見ようとするとふらつきます。
でも、これは楽しいです。
折しも、北陸地方は梅雨入り。
これは、3本ローラーを調達せねば。
求む、3本ローラー。
創業・開業を応援する鯖江の税理士法人川中経営
税理士・ITコーディネータ 川中重司