2012年10月31日

後編:土地の一部分が道路に面している土地の評価はどのように計算するのか?

後編:土地の一部分が道路に面している土地の評価はどのように計算するのか?

記事『土地の一部分が道路に面している土地の評価はどのように計算するのか?』では、
・土地の三方が道路に面している場合
・その土地の奥の方が欠けている場合
での、相続税の評価額の計算方法を見てみました(路線価方式の場合ですね)。

今回はもう一ひねり、土地の手前の方が欠けている場合はどうするのか?です。

奥の方が欠けている場合には、接している部分のウエイトをかけるような計算方法でしたが、今回は果たして?

復習です、土地が欠けていない場合にはこんな感じでした。
(1)正面路線価の奥行価格補正
 800千円(正面路線価)×奥行価格補正率=イ
(2)側方路線影響加算額の計算
 600千円(側方路線価)×奥行価格補正率×側方路線影響加算率=ロ
(3)二方路線影響加算額の計算
 500千円(裏面路線価)×奥行価格補正率×二方路線影響加算率=ハ
(4)評価対象地の1平方メートル当たりの価額
 イ+ロ+ハ=ニ
(5)評価対象地の評価額
 ニ × 面積


これがこの様に変わります。
(2)側方路線影響加算額の計算
 600千円(側方路線価)×奥行価格補正率×二方路線影響加算率×b÷(a+b)=ロ
(3)二方路線影響加算額の計算
 500千円(裏面路線価)×奥行価格補正率×二方路線影響加算率=ハ

違いがお分かりですか?
『(2)側方路線影響加算額の計算』で、
側方』路線影響加算率が『二方』路線影響加算率に変わっているんです。
『角地』としての効用を果たさなくなるので、と言う事がその趣旨のようです。


今ではこの情報もタックスアンサーに掲載されているので確認しやすくなりました、助かります。
土地の相続税評価、相続や贈与の際の評価、奥が深いですね。


 相続のご相談なら鯖江の税理士法人川中経営
  税理士・ITコーディネータ 川中重司
posted by 福井県は鯖江市の税理士 at 23:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | ・相続や贈与について
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