2012年10月30日

土地の一部分が道路に面している土地の評価はどのように計算するのか?

土地の一部分が道路に面している土地の評価はどのように計算するのか?01

記事『その土地がどのように道路に面しているのか、も土地評価の計算要素の一つです。』で相続の際の土地の評価について書いてゆきます。と書いてから間が空いてしまいました。

今回は、土地の側面・裏面も道路に面している場合についての評価額の計算の確認をしてみましょう。
はい、上の図のような場合です。

まず、このような形で進めてゆきます。
 (1) 正面路線価の奥行価格補正
  800千円(正面路線価)×奥行価格補正率=イ
 (2) 側方路線影響加算額の計算
  600千円(側方路線価)×奥行価格補正率×側方路線影響加算率=ロ
 (3) 二方路線影響加算額の計算
  500千円(裏面路線価)×奥行価格補正率×二方路線影響加算率=ハ
 (4) 評価対象地の1平方メートル当たりの価額
  イ+ロ+ハ=ニ
 (5) 評価対象地の評価額
  ニ × 面積

『その宅地の接する路線価に奥行価格補正率を乗じて計算した金額の高い方の路線』を原則的に正面として、
それに側面・裏面が道路に面していることを加味して、評価対象土地の1u当たりの価額を計算。
その1u当たりの価額に面積を乗して、その土地の評価額を計算してゆきます。


土地の一部分が道路に面している土地の評価はどのように計算するのか?02

では、土地の形がこんな場合は?
そう、ちょっと欠けているんですね、奥の方(正面から見て)の土地が。
この場合は、上の計算式の一部分が、この様に変わります。

 (2) 側方路線影響加算額の計算
  600千円(側方路線価)×奥行価格補正率×側方路線影響加算率×a÷(a+b)=ロ
 (3) 二方路線影響加算額の計算
  500千円(裏面路線価)×奥行価格補正率×二方路線影響加算率×d÷(c+d)=ハ

そうなんです、接している分だけのウエイトをかけるような計算になります。
道路に面していない部分もあるのだから考慮しましょう、という事なんでしょうね。

じゃあ、こんな場合は?
もうどんな場合か予想が付きますよね、それは後編にと言うことで(^^)。


 起業・開業を応援する鯖江の税理士法人川中経営
  税理士・ITコーディネータ 川中重司
posted by 福井県は鯖江市の税理士 at 23:42 | Comment(0) | TrackBack(1) | ・相続や贈与について
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後編:土地の一部分が道路に面している土地の評価はどのように計算するのか?
Excerpt: 今回はもう一ひねり、土地の手前の方が欠けている場合はどうするのか?です。奥の方が欠けている場合には、接している部分のウエイトをかけるような計算方法でしたが、今回は果たして?
Weblog: 川中重司、ほのぼのIT税理士!(^^)のブログ
Tracked: 2012-10-31 23:33