2012年08月30日

国税電子申告では費用対効果の面から528手続のオンライン利用を停止する事に。

国税電子申告では費用対効果の面から528手続のオンライン利用を停止する事に。

税理士にとってすっかり身近なシステムになった感の有る国税電子申告システム(e-Tax)。
いったい年間でいくらの維持費がかかっているのか想像もつかなかったのですが。

12,116,317千円。
財務省のHPの資料、『財務省における行政手続のオンライン利用の範囲の見直しについて』の国税電子申告・納税システム(e-tax)費用対効果の検討結果によるとこんな数字が。

12,116,317千円、121億1631万7千円です。
オンライン申請等を受け付けることによる効果が27,083,696千円と計算されていますから、費用対効果はOKと言う事でしょうか。

そんな中、528手続のオンライン利用が停止されることとなりました。
528を廃止できるほど多くの手続がオンライン化されたんだ、正直驚きます。
他方、法人税申告などの利用割合を現行の72%から72%までに延ばすとのことを先日の税務署との打合せで耳に。
集中と選択、ですね。

来年から贈与税の申告もe-tax化されます。
現行の仕組みを精一杯活用しながら毎日の業務を進めさせていただきます。


上の画像は、財務省HPの国税電子申告・納税システム(e-tax)費用対効果の検討結果[304KB]から転載・加工させていただきました。


 相続のご相談なら鯖江の税理士法人川中経営
  税理士・ITコーディネータ 川中重司
posted by 福井県は鯖江市の税理士 at 22:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | ・電子申告関係
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