2012年07月02日

宅地の評価単位は『ケンカする相手ごとに評価』の解説など。

宅地の評価単位は『ケンカする相手ごとに評価』の解説など

先日『土地の評価単位:ケンカする相手ごとに評価』と言う記事を書きました。
その時には、説明を全く書かなかったので、今回少し解説を書いておこうと思います。

例えば上のような宅地があったとして、宅地A・Bをワンセットで評価する場合と、宅地A・B各々別々に評価するのでは、評価額(の合計額)が異なります。
では、宅地A・Bはセットなの?バラなの?という判断基準のお話です。

◎事例1.
配偶者が、全てを相続し店舗にて(甲の)事業を引き継いだ場合。
→ 宅地A・Bを1単位で評価。
  配偶者が、居宅・店舗・敷地をどうしようが好きにできるから。

◎事例2.
配偶者が全てを相続したが、店舗は貸家だった場合。
→ 宅地A・Bを2単位で評価。
  貸家を取り壊すには店子との交渉が必要で有り、配偶者の自由にはならないから。

◎事例3.
配偶者が全てを相続したが、居宅・店舗、共に貸家だった場合。
(居宅は田中さん、店舗は鈴木さんに貸していました。)
→ 宅地A・Bを2単位で評価。
  居宅・店舗を取り壊すには店子との交渉が必要で有り、
  しかも、田中さん(居宅)と鈴木さん(店舗)の両方と交渉しなければならない、
  ケンカの相手が異なるから、2単位で評価。
  (別にケンカしなければならない訳ではありませんよ、例えですからね。)

◎事例4.
甲の事業は長男が継いだので、店舗・店舗敷地は長男が相続し、配偶者が居宅・居宅敷地を相続した場合。
→ 宅地A・Bを2単位で評価。
  遺産取得税体系なので、移動後の状況で見る。


とまあこのように、笹岡先生には財産評価の入口のところから分かり易く解説を。
もちろんここは入口、その後に登場するとんでもない事例を把握するための肩慣らし。
とんでもない事例…、それは笹岡先生の講義にて直接お聞き下さい。


(注)
この記事の記載は、あくまでも事例です。具体的な個別事例については必ず税理士にご確認下さい。


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  税理士・ITコーディネータ 川中重司
posted by 福井県は鯖江市の税理士 at 16:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ・相続や贈与について
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