2012年03月02日

がん保険・医療保険の保険料が全額経費ではなくなる日

がん保険・医療保険の保険料が全額経費ではなくなる日

「法人契約の『がん保険(終身保障タイプ)・医療保険(終身保障タイプ)』の保険料の取扱いについて」(法令解釈通達)の一部改正(案)等に対する意見公募手続の実施について
が、e−Gov(イーガブ)に掲載されています。


改正等の背景には下記の記載が。

 がん保険(終身保障タイプのものに限ります。以下同じです。)は、保険期間の前半において支払う保険料の中に前払保険料が含まれておりますが、法令解釈通達発遣当時はその保険料に含まれる前払保険料の割合が低率であり、かつ、保険期間の終了に際して支払う保険金がないことから、平成13年8月10 日付課審4‐100「法人契約の『がん保険(終身保障タイプ)・医療保険(終身保障タイプ)』の保険料の取扱いについて」(法令解釈通達)により、終身払込の場合にはその支払の都度損金の額に算入し、有期払込の場合には保険期間の経過に応じて損金の額に算入する取扱いを定めたところです。
 しかしながら、上記法令解釈通達の発遣後 10 年余を経過し、保険会社各社の商品設計の多様化等
により、がん保険の保険料に含まれる前払保険料の割合及び解約返戻金の割合にも変化が見られるこ
とから、その実態に応じて取扱いの見直しを行うものです。

意見公募要領及び改正案の概要等を見ますと、例えば終身払込の場合にはこの様に。
 法人が「がん保険」に加入してその保険料を支払った場合。
イ 前払期間
 加入時の年齢から105歳までの期間を計算上の保険期間(以下「保険期間」という。)とし、当該保険期間開始の時から当該保険期間の50%に相当する期間(以下「前払期間」という。)を経過するまでの期間にあっては、各年の支払保険料の額のうち2分の1に相当する金額を前払金等として資産に計上し、残額については損金の額に算入する。
ロ 前払期間経過後の期間
 保険期間のうち前払期間を経過した後の期間にあっては、各年の支払保険料の額を損金の額に算入するとともに、次の算式により計算した金額を、イによる資産計上額の累計額(既にこのロの処理により取り崩した金額を除く。)から取り崩して損金の額に算入する。

まだパブコメ段階ですが、この様な方向で進んで行くのでしょう。

気になる施行時期については、下記の様な記載のみで、まだいつからとははっきりしていません。
この新たな法令解釈通達による取扱いは、平成○年○月○日以後の契約に係る「がん保険」の保険料について適用します。
ただし、平成○年○月○日前の契約に係る「がん保険」の保険料については、なお従前の例によります。


今後の動向、要チェックです。

上の画像は、e−Gov(イーガブ)から転載させていただきました。
なお、この記事の文章は川中の勝手な要約なので、必ず本文にてご確認下さい。


 3月15日まで後13日。(さらば〜地球よ〜♪)


 ネットビジネスを応援する鯖江の税理士法人川中経営
  税理士・ITコーディネータ 川中重司
posted by 福井県は鯖江市の税理士 at 17:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ・税制改正
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