『チェックリスト今日中に用意してください』
そんな電話が今日も有ったようです。
「チェックリスト」、正確には「中小企業の会計に関する指針の適用に関するチェックリスト」。
この「チェックリスト」を提出することにより信用保証協会の保証料率０.１％の割引が認められる『中小企業会計割引制度』の運用が、平成２３年４月１日より変更されます。
正確には、
現在、「チェックリスト」中の１５項目のうち１項目以上の準拠によって認められている『中小企業会計割引制度』の適用が、
１５項目すべてが中小指針に準拠していることをもって会計割引制度が適用されることとなりました。
変更は、平成２３年４月１日以降に終了する事業年度の計算書類より。
ではこの『１５項目』とは・・・という事などについては、後編にて。
「中小企業の会計に関する指針」とは？
「中小企業の会計に関する指針」は、日本税理士会連合会、日本公認会計士協会、日本商工会議所及び企業会計基準委員会の4団体が、法務省、金融庁及び中小企業庁の協力のもと、中小企業が計算関係書類を作成するに当たって拠るべき指針を明確化するために作成したものです。
（日税連のＨＰより転載）
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税理士・ＩＴコーディネータ 川中重司
