2006年06月09日
会社法施行に伴う、決算書の変更
(クリックすると、拡大されます)
会社法施行に伴い、決算書の内容の変更されました。
今年5月1日以後の決算については、この新様式により決算書を作成しなければなりません。
川中経営のシステムも先月末にバージョンアップを行い、「いつでも来い」状態です。システムは(^^ゞ
人間さんは今、必死になって変更点の把握、システムの操作方法を学習中です。主な変更点は、以下の通りです。
1.「利益処分計算書」が廃止され、「株主資本等変動計算書」が創設されました。
2.「営業報告書」は「事業報告」に名称が変更されました。
3.「個別注記書」が創設されました。従来、貸借対照表または損益計算書の注記事項とされていた事項は、この「個別注記表」にとりまとめられます。
4.「貸借対照表」「損益計算書」については、名称変更や役割に変更はありませんが、内容が一部改組されました。
(補足)
「利益処分案」は、利益を処分する手続の書類を指すのに対し、
「株主資本等変動計算書」は、株主に帰属する部分の株主資本について一会計期間における変動を表しています。
今回の会社法では、株主への配当等が株主総会決議等の手続きによっていつでも行えるようになったため、利益処分手続きに関する一切の手続きがなくなりました。(=利益処分案の廃止)
そして、配当原資である剰余金の変動等を表すため、「株主資本等変動計算書」が新しく規定されています
税理士法人川中経営
税理士・ITC 川中重司
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/40032619
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/40032619
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック
やはり、ここは勉強できます。ありがとうございます。
世の中 忙しすぎですね
当職場はミロクですよ
でも、「ブログに書こう」と思うおかげで、整理ができます。(^^)
ブログの効用ですね(^^ゞ
うちも、ミロク(ACELINK)ですよ。